ヨーロッパでおすすめのeSIM5選!周遊プラン&選び方のコツを紹介

当サイトのリンクには広告が含まれていることがあります。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

「ヨーロッパでおすすめのeSIM5選! 」のタイトル画像 【国別】おすすめeSIM

美しい街並みが際立つヨーロッパへの旅行。日本からだと行ける機会が限られている人も多く、後悔のない旅にしたいですよね。

そんなとき、通信費を節約しつつ現地で快適にスマホを使えるのが「eSIM(イーシム)」です。
しかし、最近知名度が上がってきた通信手段のため、初めての方には疑問も多いかもしれません。

そこでこの記事では、

  • ヨーロッパ旅行でeSIMがおすすめな理由
  • 自分にぴったりのeSIMを選ぶポイントや注意点
  • ヨーロッパ旅行におすすめのeSIM5選

など気になる情報をまとめているので、「通信費を節約して旅行を楽しみたい!」という人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

ヨーロッパでおすすめのeSIM5選!

まずは、ヨーロッパ旅行でぜひ利用してほしいおすすめのeSIMを紹介します。とくにヨーロッパ旅行で人気の「周遊プラン」に着目して探すのがおすすめです。

JapanConnect eSIM|コスパの良さならココ!

JapanConnect eSIMのサイト画像

おすすめポイント
  1. 業界でも目立つコスパの良さ
  2. 30日間の無償キャンセル保証
  3. LINEでの問い合わせOK

JapanConnect eSIMは、長期間・大容量のデータを使用する場合のプラン料金が業界内でも安く設定されていることが大きな強みとなっています。短期間で少ない容量であれば他社の方がお得ですが、1ヶ月程度の滞在や留学といった目的がある人にとってはコスパのいいeSIMサービスです。
また、30日間のキャンセル保証がついている点もうれしいポイント。安心の日本企業運営かつLINEでのサポートもあることから、料金とサポートのバランスが取れたサービスといえるでしょう。

公式サイトはこちら!

JapanConnect eSIMの料金一覧

主要国を中心とした最低料金を掲載しています。

フランス 980円〜/1GB
イタリア 980円〜/1GB
ドイツ 980円〜/1GB
周遊プラン 880円〜/1GB

JapanConnect eSIMの基本情報

会社名 BeaconLink合同会社
周遊プラン ⚪︎
無制限プラン
通話(SMS)
テザリング ⚪︎

World eSIM|日本大手企業による安心感!

World eSMのサイト画像

おすすめポイント
  1. 日本大手企業が運営
  2. 日本語で対応してくれる
  3. 料金が比較的安い

World eSIMは、海外向けレンタルWi-Fiを販売する日本企業「株式会社ビジョン」が提供するeSIMです。多くの利用者がいるレンタルWi-Fiのノウハウを活かしたeSIMサービスのため、サポート力やプランの豊富さに強みがあります。とくに日本語で対応してくれる点は、海外旅行にまだあまり慣れていない人や初めてeSIMを使う人におすすめしたいポイントです。

公式サイトはこちら!

World eSIMの料金一覧

主要国を中心とした最低料金を掲載しています。

フランス 592円〜/1GB
イタリア 592円〜/1GB
ドイツ 592円〜/1GB
周遊プラン 370円〜/500MB

World eSIMの基本情報

会社名 株式会社ビジョン
周遊プラン ⚪︎
無制限プラン ⚪︎
通話(SMS)
テザリング ⚪︎

JAPAN&GLOBAL eSIM|細かい日数指定でムダなし!

JAPAN&GLOBAL eSIMのサイト画像

おすすめポイント
  1. 日数が細かく設定できるためムダがない
  2. 日本語でサポートしてくれる
  3. 安心の日本企業運営

「JAPAN&GLOBAL eSIM」のプランは細かい日数とデータ量を組み合わせることで、旅行プランに無駄のないネット利用ができる点が大きな強みとなっています。各国で設定できるプランの日数が違い、渡航先に”ちょうどいい”データ量を選ぶことができます。
ただし、フランスやドイツをはじめ、長期滞在を前提としたプランしかない国もあるので購入前に確認が必要です。

公式サイトはこちら!

JAPAN&GLOBAL eSIMの料金一覧

フランス 2550円〜/5GB
イタリア 590円〜/1GB
ドイツ 2550円〜/5GB
周遊プラン 630円〜/1GB

JAPAN&GLOBAL eSIMの基本情報

会社名 イン・プラス株式会社
周遊プラン ⚪︎
無制限プラン
通話(SMS)
テザリング ⚪︎

trifa|アプリで簡単!世界中で使えるeSIMサービス

トリファのサイト画像

おすすめポイント
  1. 専用アプリでデータ残量が確認できる
  2. 日本企業ならではの手厚いサポート
  3. 利用者増加中のためアップデートに期待◎

eSIMサービスには珍しく、アプリでデータ残量の確認やチャージもできるのがtrifa(トリファ)。こまめにアプリを確認しておけば、旅先でのギガ不足を気にすることなく使うことができますよ。日本人向けのeSIMサービスとして最近知名度を上げており、日本語対応のチャットサービスなどのサポートが充実していたり、利用者の増加に伴い今後さらに使いやすく便利になることが期待できます。

公式サイトはこちら!

trifaの料金一覧

フランス 790円〜/1GB
イタリア 790円〜/1GB
ドイツ 790円〜/1GB
周遊プラン 790円〜/1GB

trifaの基本情報

会社名 株式会社トリファ(trifa Inc.)
周遊プラン ⚪︎
無制限プラン ⚪︎
通話(SMS)
テザリング ⚪︎

グローカルeSIM|キャンペーン利用で格安に!

グローカルSIMのサイト画像

おすすめポイント
  1. キャンペーン料金が格安
  2. テザリングOKで同行者と一緒に使える
  3. 周遊プランでお得に使える

グローカルeSIMは、キャンペーン料金で格安にネットを使えるeSIMサービスです。積極的に割引キャンペーンをおこなっているので、購入の際にはキャンペーンのタイミングを見計らうことがおすすめです。
今回紹介している他社と比べて最低料金が高く見えるものの、1GBあたりに換算すると500円を切るため、実は他社と比べても遜色ない費用感です。

公式サイトはこちら!

グローカルeSIMの料金一覧

フランス 2980円〜/6GB
イタリア 2980円〜/6GB
ドイツ 2980円〜/6GB
周遊プラン 3480円〜/6GB

グローカルeSIMの基本情報

会社名 株式会社グローカルネット
周遊プラン ⚪︎
無制限プラン
通話(SMS)
テザリング ⚪︎

ヨーロッパ旅行でeSIMがおすすめな理由【5つのメリット】

ここでは、ヨーロッパ旅行にeSIMをおすすめする理由を、5つのポイントに分けてわかりやすく紹介します。

・レンタルWiFiや海外ローミングよりも料金が安い
・到着してすぐにネットが使える
・SIMカードの挿し替えが不要
・プランが豊富で自分に合ったものを選べる
・周遊プランなら複数国の移動もそのままでOK!

レンタルWiFiや海外ローミングよりも料金が安い

eSIMは通信料金がリーズナブルなことが大きな特徴で、昔からの定番となっている他の通信手段と比べても安く利用できるケースが多いです。
あくまで一例ですが、フランスに7日間滞在、1日1GB程度を使うと想定した場合の料金を比較してみました。

通信手段 1日あたりの目安 7日間の総額
eSIM 約260円 約950円
レンタルWi-Fi 約1870円 約13000円
海外ローミング 約3000円 約21000円

※eSIMは「JapanConnect eSIM」、レンタルWi-Fiは「グローバルWiFi」、海外ローミングは「NTTドコモ」の料金を参考にしています。

当サイトで調査した範囲では、他の通信手段と比べてeSIMは通信費が一番安くなりました。
もちろん通信会社やプラン内容によって差はありますが、「少しでも安く旅行がしたい!」という人にとってはeSIMが最適でしょう。

到着してすぐにネットが使える

eSIMは日本で事前に購入・設定ができるため、ヨーロッパに着いた瞬間からスマホが使える点もメリットの一つです。
長いフライトを終えて空港に到着すると、休む間もなく次はタクシーやバス、ホテルまでの道を調べるなどやることがたくさんありますよね。そういった場面でも、すぐにネットにつながると安心感があるでしょう。

日本にいる間にeSIMの設定をしておけば、到着後は「eSIMをオンにして海外ローミングをONにするだけ」でOK。空港のフリーWi-Fiを探す必要がありません。

SIMカードの挿し替えが不要

物理SIMを使う場合は、スマホのSIMトレイを開けてカードを取り出し、差し替えるといった手間が発生します。この作業の怖いところがSIMカードの紛失。
せっかく楽しみにしていた旅行で「SIMカードを失くした」「元のSIMがどこかに行った」などのトラブルが起きてしまっては困りますよね。
しかし、eSIMはスマホの内部に情報をダウンロードするだけなので、カードの入れ替え作業は一切ありません。旅行初心者の方や、SIMカードの取り扱いに不安がある方にもぴったりですよ。

プランが豊富で自分に合ったものを選べる

ヨーロッパ向けのeSIMは、プランのバリエーションがとても豊富なことが特徴です。また、ヨーロッパに対応したeSIMのほとんどは「周遊プラン」が用意されています。

たとえば「7日間でトータル5GB利用」「1日1GBずつ利用」「容量無制限プラン」「周遊プラン」など、旅行スタイルに合わせて選びやすくなっています。

ちなみに、短期滞在かつ必要最低限の連絡でしかスマホを使わない人なら、1GB〜3GBの小容量プランでOKです。
逆にSNSやYouTubeをたくさん使いたい場合は、無制限プランを選べばストレスなく使えます。
このように、旅の目的や滞在中の過ごし方によって好みのプランを選ぶことができるのがeSIMのメリットです。

周遊プランなら複数国の移動もそのままでOK!

ヨーロッパ旅行では、1回の旅で2〜3カ国、時には5カ国以上を訪れることも珍しくありません。
もしも数カ国を訪れる予定があれば、eSIMの「周遊プラン」を使うことをおすすめします。周遊プランなら1枚のeSIMで複数国をカバーできるので、国境を越えても通信設定の変更は不要です。
スマホを再起動するだけで自動的に現地の回線につながるため、旅の途中で設定に手間取ることもありません。

ヨーロッパ旅行でeSIMを使うデメリット【注意点】

ヨーロッパ旅行で便利なeSIMですが、メリットだけでなくいくつかのデメリットもあります。
とくに「対応機種」や「設定まわり」は事前に確認しておきたいポイント。ここでは、eSIM初心者の人でも分かりやすいように、eSIMのデメリットや使うときの注意点を解説していきます。

・eSIMに対応していないスマホでは使えない
・SIMロックの解除が必要
・キャンセルや返品ができないことが多い

eSIMに対応していないスマホでは使えない

まず一番の注意点は、eSIMはすべてのスマホで使えるわけではないという点です。eSIMを利用するには「eSIM対応端末」である必要があります。

たとえば、iPhoneであればXR以降のモデルが対応しており、AndroidでもGoogle PixelやGalaxyの一部、Xperia、AQUOSなど、比較的新しい機種には対応しています。
あまりに古い機種でなければ基本は心配いりませんが、同じ機種でも販売地域やキャリアによっては非対応の場合もあるため要注意。たとえば中国本土で販売されたiPhoneはeSIM非対応です。
eSIM対応機種かを確認する方法を、iPhoneとAndroidそれぞれで簡単に説明します。

【iPhoneで対応可否を確認する方法】
設定アプリ→「モバイル通信」→「eSIMを追加」や「モバイル通信プランを追加」が表示されていればOK
【Androidで対応可否を確認する方法】
設定アプリ→「ネットワークとインターネット」→「+SIMの追加」や「SIMをダウンロード」などの項目があればOK

もしくは購入前に、各eSIMサービスの「対応機種一覧」を必ずチェックしておきましょう。

SIMロックの解除が必要

もうひとつの大事なポイントは、スマホがSIMロック解除されている必要があることです。
SIMロックとは、スマホを購入したキャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)以外のSIMを使えないようにする制限のことで、2021年10月まではどのスマホでも原則SIMロックがかかっていました。
現在はSIMフリーのスマホがほとんどなのでほぼ心配はないかと思いますが、こちらもスマホ内での確認方法を簡単に説明します。

【iPhoneでSIMロックを確認する方法】
設定アプリを開く
「一般」→「情報」を選ぶ
「SIMロック」の項目が「SIMロックなし」ならOK

※Androidは機種によって確認方法がさまざまあるので、「⚪︎⚪︎(機種名) SIMロック」と検索をしてみると確認方法が分かります。

もしもSIMロックがかかっているスマホでeSIMを使いたい場合は、下記を参考にSIMロックの解除をおこなってください。

ドコモ:My docomoまたは店舗、電話で申請可能
au:My auまたは店舗で申請
ソフトバンク:My Softbankまたは店舗で申請

申請すれば即時解除されることがほとんどですが、旅行直前だと間に合わない場合もあるので、早めの確認・手続きをおすすめします。

キャンセルや返品ができないことが多い

eSIMはデータ商品なので、一度スマホにインストールしてしまうと原則キャンセルや返品ができない商品が多いです。
しかし、会社によっては「開通していなければ返金」といった保証が整っていたり、仮に旅行が延期になってしまった場合でも数ヶ月間はeSIMを残しておいてくれるなどの対応をしてくれる場合があります。

また、「eSIMをインストールしたのにネットに繋がらない」などのトラブルが起きた場合は、販売元に連絡すれば返金や再発行に応じてくれるケースもあります。勝手にeSIMを削除せず、まずはサポートに相談してみましょう。

ヨーロッパ旅行用eSIMの選び方

ヨーロッパ旅行にぴったりのeSIMを選ぶには、今から挙げる5つのポイントをチェックすればOKです。ここからは、失敗しないeSIM選びのコツを分かりやすく紹介していきます。

・渡航予定の国に対応しているか
・自分の使い方に合ったデータ容量
・利用期間も要チェック
・通信速度・接続の安定性をチェック
・サポート体制も大切!日本語対応だと尚よし

渡航予定の国に対応しているか

まず最初にチェックしたいのが、自分が訪れる国に対応しているかどうかです。
ヨーロッパ旅行といっても、訪れる国は人それぞれ。フランスやイタリア、スペインなど人気の国だけでなく、東欧や北欧、バルト三国などさまざまな行き先に対応しているeSIMを選ぶようにしましょう。

とくに複数の国に旅行する予定がある場合は「ヨーロッパ周遊プラン」がおすすめ。1つのeSIMで複数の国に対応しているプランなので、乗り換えのたびにSIMを入れ替えたり、設定を変えたりする手間がありません。

自分の使い方に合ったデータ容量

eSIMには「1GB」「3GB」「5GB」「10GB」など、通信できるデータ容量に応じてさまざまなプランが用意されています。
まず、旅行先で自分がどれだけスマホを使いたいかを思い浮かべて、下記のデータ量の目安に当てはめてみましょう。

GoogleマップやLINE、SNSの軽い利用 1~3GB
SNSの投稿や観光地での検索が多め 3~5GB
YouTube視聴や動画アップロードなどヘビーに使う 10GB以上

あくまで目安なので、日本で普段使っているデータ量も確認してみましょう。もっとイメージがしやすいはずです。
また、もし容量が足りなくなった場合にチャージ(追加購入)できるかどうかも確認しておくと安心です。もしくは、最初から無制限プランを選べば、容量を気にせず快適に使えるのでおすすめです。

利用期間も要チェック

eSIMは、「7日間」「15日間」「30日間」などの利用期間が決まっているものほとんど。例えば「5GB/30日間」など、期間内に指定のデータ量を使えるタイプが一般的です。

必要なデータ量だけでなく、日数との組み合わせを考えて余裕をもったプランを選びましょう。とくに長期滞在や複数都市を巡る場合は、日数に余裕があるプランが安心です。

通信速度・接続の安定性をチェック

eSIMは安さで選ぶ人が多いですが、通信の安定性やスピードも重要なポイントです。安いだけで選ぶと、「繋がりにくい」「速度が遅い」といったトラブルにつながることも。

おすすめは、現地の大手キャリアの回線を使っているeSIMです。現地で使われいている回線であれば、比較的繋がりやすく通信も安定していることが多いです。
また、周遊プランでは現地の複数キャリアに自動接続してくれるタイプがおすすめ。国ごとに最適な電波をつかんでくれるので、移動先でも快適にネットを使うことができるでしょう。

サポート体制も大切!日本語対応だと尚よし

初めてeSIMを使う人は、最初の設定でつまづいてしまうことも少なくありません。そんな方におすすめなのが、日本語でサポートしてくれるeSIMサービスです。

出発前の設定がうまくいかなかった時や現地で繋がりづらい時、すぐに相談できるサポート体制が整っているか確認しましょう。
それに、分かりやすい日本語のマニュアルや、日本語でのカスタマーサポートがあるだけで、旅の安心度が段違いです。中には、LINEやチャットでサポートしてくれるサービスもあるので、初心者さんにはとくにおすすめですよ。

ヨーロッパのインターネット事情

「ヨーロッパではネットは快適に使えるの?」といった疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。実は、ヨーロッパはインターネット環境が整っている国が多く、eSIMとの相性もバッチリです。
ここからは、ヨーロッパ各国のモバイル通信速度やネット普及率、現地で使われている主な通信キャリア、そしてeSIM以外でネットに接続する方法まで、ヨーロッパのネット事情を分かりやすく解説していきます。

ヨーロッパ各国の通信速度と普及率

まずは、ヨーロッパ各国のインターネット環境を数値で見てみましょう。eSIMを利用する場合は、とくにモバイル回線の速度が重要になります。

日本 約63.87Mbps
デンマーク 約201.93Mbps
フランス 約137.72Mbps
スイス 約111.43Mbps
ドイツ 約70.05Mbps
イギリス 約70.78Mbps
イタリア 約87.65Mbps
スペイン 約81.97Mbps

※上記のデータは世界中のインターネット回線スピードを調査している「SPEEDTEST」2025年3月時点での情報を参考にしています。

調査の結果、とくに速いのはデンマークということが分かりました。世界全体でもトップクラスの速度で、旅行中の動画視聴やマップ利用もストレスが少ないでしょう。また、ヨーロッパ主要国の全体を通じて日本よりも通信速度が速い傾向にあるため、旅行中のネット利用はそこまで心配しなくても良さそうですね。

ヨーロッパ各国のおもな通信キャリア

現地のモバイル回線を提供している通信キャリアも、eSIM選びの参考になります。以下は、代表的なキャリアの一覧です。

フランス Orange
SFR
Bouygues Telecom
Free
ドイツ O2
SFR
Deutsche Telekom
Vodafone
イギリス Vodafone
O2
EE
Three
イタリア TIM
Vodafone
Tre
Wind
スペイン Orange
Vodafone
Movistar
Yoigo

「Vodafone」「O2」「Orange」などは複数のヨーロッパ諸国に拠点があるので、とくにおすすめです。
基本的には最も安定した回線を選んでくれる仕組みなので、周遊タイプのeSIMを選ぶ場合でも、これらのキャリアの電波を自動で選んで接続してくれます。

EU加盟国間はローミング料金が無料

ヨーロッパでネットが使いやすいもう一つの理由が「ローミング料金の無料化」です。これはEU(欧州連合)の取り組みで、「Roam Like at Home(ローム・ライク・アット・ホーム)」という制度が導入されています。

この制度により、例えばフランスで契約したeSIMをイタリアやスペインで使っても、追加料金はかかりません。EU内を移動する旅行者にとっては、とてもありがたい仕組みですね。
なお、このローミング無料の対象には、EUに加えてEEA(欧州経済領域)に属する国、たとえばアイスランド・リヒテンシュタイン・ノルウェーも含まれています。

eSIM以外でネットを使う方法

「ヨーロッパの通信環境がいいなら、わざわざeSIMでなくても良いのでは?」と思う人も少なからずいるかと思います。そんな疑問を抱える人のために、eSIM以外の通信手段を使うメリット・デメリットを紹介します。

WiFiルーターをレンタルする

家族や友達など複数人で使いたい場合や、大容量データを使う予定がある場合におすすめの通信手段です。出発前に日本で予約しておけば、空港や自宅で受け取れます。
ただし、荷物が増える・返却が必要などの手間もあります。

現地でSIMカードを購入する

到着後に現地でSIMカードを買う方法もあります。ただし、店舗の案内や設定手順が現地の言語のみだったり、設定がうまくいかないリスクもあるため、初心者にはあまりおすすめできません。

海外ローミングを使う

日本のキャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)が提供する海外ローミングサービスを使えば、SIMの入れ替え不要でネットが使えます。
ただし、プランによっては利用料が想像よりも高くなってしまうおそれがあるため、事前に料金をよく確認しておく必要があります。

フリーWiFiを使う

市街地のカフェや駅、ホテルなどで無料Wi-Fiを使う方法です。これが一番お金がかからない方法ではあるものの、フリーWi-Fiはセキュリティ面の不安が付きものです。個人情報やログイン情報が盗まれるリスクがあるため、利用する際はVPNを併用するのがおすすめです。

それぞれにメリット・デメリットがありますが、このサイトがeSIMをおすすめする一番の理由は、「安くて、簡単で、安心」だからです。
慣れない海外旅行中はなるべく荷物を減らしたいし、現地で通信に手間取るのも避けたいですよね。そんな時に”すぐ使える”というのは、想像している以上に大きな役割を持っているのです。

ヨーロッパでeSIMを使うときの流れ

ここからは、実際にeSIMを購入してから設定、現地で使うまでのステップを順番に紹介します。

ステップ1

自分のスマホがeSIM対応のものか確認


eSIMを使うには、スマホがeSIMに対応している必要があります。
最近のiPhoneやAndroidの一部モデルは対応していますが、古い機種だと対応していないことも。メーカーの公式サイトや設定画面から確認できます。
iPhoneなら「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」という項目があるかチェックしてみてくださいね。

ステップ2

eSIMを購入

eSIMは公式サイトまたはAmazonなどのECサイトでも購入できます。
おすすめは、日本にいるうちに購入・設定しておくこと。メールでeSIM情報(QRコードや手入力用のコード)が届くので、すぐに準備できます。

ステップ3

スマホにeSIMをインストール

購入後に届いたQRコードをスマホで読み取ってインストールします。
安定した通信環境が必要なので、空港や自宅のWi-Fiを使いながら設定するのがおすすめ。読み取り後は、スマホの画面に従って数ステップで設定完了できます。早ければ3〜5分で終わるので、難しい操作は不要です。

ステップ4

現地でモバイル通信を切り替える

現地に到着したら、機内モードがオンの状態で普段使っている回線を無効にし、インストールしたeSIMを有効に設定。
その後機内モートをオフにして、eSIMのデータローミングを有効にしましょう。
帰国後は反対に、使っていたeSIMを無効・普段使っている回線を有効にするだけでOKです。

うまくつながらない場合は、一度機内モードにしてから戻すと接続されることが多いです。

ヨーロッパeSIMに関するよくある質問

ヨーロッパ旅行でeSIMを使うには、どのような準備が必要ですか?

まず、お使いのスマートフォンがeSIMに対応しているかを確認しましょう。iPhoneの場合、設定アプリの「一般」→「情報」で「SIMロックなし」と表示されていれば、eSIMを利用できます。 また、SIMロックが解除されていることも必要です。 事前にeSIMを購入し、現地到着後に設定することでスムーズに利用開始できます。​

ヨーロッパでeSIMを利用する際の注意点はありますか?

まず、eSIMはデータ通信専用のプランが多く、音声通話やSMSは利用できない場合があります。 また、プランによってはテザリングが制限されていることもあります。 さらに、利用できる国がプランによって異なるため、渡航先が対応しているか事前に確認することが重要です。​

eSIM利用中にデータ容量が足りなくなった場合、どうすればよいですか?

多くのeSIMサービスでは、追加のデータ容量を購入するオプションがあります。また、一部のサービスでは、データ容量を超過しても低速で通信が可能なプランもあります。 事前にプランの詳細を確認し、必要に応じて追加データの購入方法を把握しておくと安心です

まとめ

ヨーロッパ旅行では、eSIMを使えばSIMカードの差し替えも、Wi-Fiルーターのレンタルも不要で、とてもスムーズにネットが使えます。
とくに複数国を巡る旅行には、「ヨーロッパ周遊プラン対応のeSIM」がとても便利。自動で現地キャリアに接続してくれるので、移動が多くても安心です。
旅行スタイルやデータ使用量にあわせて、自分にぴったりのeSIMを選んでくださいね。

また、今回紹介した「eSIMの選び方」や「おすすめのeSIM5選」を参考にすれば、失敗のないeSIM選びができるはずです。
旅行先でも快適なネット環境を整えて、安心で楽しいヨーロッパ旅をお楽しみください!

この記事を書いた人
りこトリップ|旅する節約主婦

はじめまして!30代主婦のりこトリップです✈️
節約が大好きで、国内外の旅行を楽しむために情報収集をしています。

ハワイ旅行で初めて使ったeSIMの便利さに感激!それ以来「旅先での通信をもっと安く・もっと快適に!」をテーマに、eSIMの選び方や節約術など実体験をもとにしたリアルな情報をわかりやすく紹介しています✨

【国別】おすすめeSIM
シェアする

コメント