台湾旅行でスマホを使うなら、やっぱり便利なのがeSIM!
ですが、台湾のeSIMには「実名認証が必要」という注意点があったりと、事前にしっかり情報をチェックしておくことが大切です。
そこでこの記事では、
- 台湾旅行でeSIMを使うメリットとデメリット
- 実名認証って何?台湾でeSIMを使うための手続き方法
- 旅のスタイル別!おすすめのeSIM5選と日数別のお得プラン
など気になる情報をまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
【結論:eSIM】台湾でネットを使うなら何がおすすめ?
台湾旅行中の通信手段はいくつかあるため、とくに初めての旅行の場合はどれを選べばいいのか迷いますよね。
このサイトでお伝えする結論はずばり「eSIM」です。理由は、料金の安さ・設定の簡単さ・受け取り不要など、旅行中にうれしいメリットが詰まっているからです。
ここからは、それぞれの通信手段と比べてどんな点がおすすめかを詳しく解説します。
ネット接続手段は大きく分けて4つ
台湾でスマホのネットを使う方法には、主に4つの選択肢があります。
・物理SIMカード
・Wi-Fiレンタル
・海外ローミング
この中でもっとも手軽でコスパがいいのがeSIMです。
もちろん人によって合う方法は違いますが、旅行先での使いやすさや手間を考えると、eSIMの優秀さが頭一つ抜けている印象です。
レンタルWi-FiとeSIMならどっちがいい?
今までは「海外旅行の通信手段といえばレンタルWi-Fi!」「使い慣れているから安心」といった人も多かったでしょう。
しかし実際には、ルーター本体・充電器・ポーチなど持ち運ぶ荷物が増えてしまうこと、さらには貸出・返却で専用のカウンターやポストに投函するなどの手間が発生してしまうことから、わずらわしさを感じる人も多かったと思います。
しかし、eSIMの場合はネットで購入から接続まで完了し、必要なのはスマホ1台だけ。とにかく手間がかからないといった点がレンタルWi-Fiにはない強みとなっています。
海外ローミングは高額請求のリスクも
スマホの設定を少しいじるだけで使える「海外ローミング」も、一見楽に見えますよね。ただし、使い方を間違えると利用料金が高くつくことがあるのが大きなデメリット。
事前に申し込みが必要だったり、料金プランが複雑だったりと、ちょっとした落とし穴が多いので注意が必要です。
それに比べてeSIMの場合は、「何日分をどれだけのデータ容量で使うか」「そうすると料金はいくらか」が明確に分かった上で必要な分だけを購入できる点で安心感があります。
SIMカードでもいいの?
物理SIMカードは、価格の面ではeSIMとほぼ同じくらい安くて魅力的。ただし、SIMカードの差し替え作業が必要なため、慣れていない人にはややハードルが高めです。また、海外で使った後に日本のSIMを戻すのを忘れて、帰国後にネットがつながらない…というトラブルもよく聞きます。
eSIMは、スマホに内蔵された仮想的なSIMなので、アプリやメールで届いたプロファイルをダウンロードするだけで設定が完了します。面倒な受け取りもカードの差し替えも一切不要。しかも最短5分で使えるようになるので、出発当日の購入でも間に合うのがポイントです。
台湾旅行にはコスパも使いやすさも◎のeSIMが最適
台湾旅行でネットを使うなら、コスパの良さ・設定のしやすさ・受け取りの手間がないという点で、eSIMが一番バランスの取れた選択です。
とくに、旅先ではなるべくスムーズにネットを使いたい人にとって、eSIMの「すぐに使える」「手間が少ない」という点は大きな魅力ですよね。旅行慣れしていない方にもおすすめできる、今注目の通信手段です。
台湾でおすすめのeSIM5選!
ここからは、台湾旅行でぜひ利用してほしいおすすめのeSIMを紹介します。
料金だけでなく、「プランの内容」「サポート体制」などにも着目してくださいね。
旅ともモバイル|日本人旅行者に安心のeSIM!
- 安心の日本語サポートあり
- コスパ◎大手キャリア回線を使える
- 申し込み&設定が簡単で迷わない
旅ともモバイルは、現地の大手キャリア回線を使っているため安定した通信品質に定評があるeSIMサービスです。料金も比較的安価なので、コスパよくネットを使いたい人におすすめ!また、日本語でのサポートがあることから、渡航先で通信トラブルが起こっても気軽に相談できるといった点で、初めての台湾旅行者におすすめです。
旅ともモバイルの料金一覧
1GB/日での日数別プラン料金です。
3日間 | 600円 |
5日間 | 900円 |
7日間 | 1200円 |
10日間 | 1600円 |
旅ともモバイルの基本情報
会社名 | TELINK株式会社 |
通信回線 | Chunghwa |
実名認証 | 別途不要プランあり |
データ容量/日数 | 500MB・1GB・2GB/1・3・5・7・10日間 |
無制限プラン | - |
通話(SMS) | - |
テザリング | △非推奨 |
JAPAN&GLOBAL eSIM|細かい日数指定でムダなし!
- 日数を細かく設定できるためムダがない
- 日本語でサポートしてくれる
- 日本企業が運営しているため安心感がある
「JAPAN&GLOBAL eSIM」のプランは細かい日数指定ができるのが強み!3〜7日までは1日刻みでプランが展開されているため、「4日しか使わないのに5日分しかプランがない!」といったもったいなさを感じることなくネットを使うことができます。また、運営元は「イン・プラス株式会社」という日本企業で、国内企業ならではの安心感も魅力の一つです。日本語でのサポートに対応しているため、もしもの時に気軽に頼ることができますよ。
JAPAN&GLOBAL eSIMの料金一覧
1GB/日での日数別プラン料金です。
3日間 | 850円 |
5日間 | 1330円 |
10日間 | 2480円 |
20日間 | 2480円 |
JAPAN&GLOBAL eSIMの基本情報
会社名 | イン・プラス株式会社 |
通信回線 | Chunghua Telecom |
実名認証 | あり |
データ容量/日数 | 500Mb・1GB・2GB・3GB/3〜7・10・15・20・30日間 |
無制限プラン | - |
通話(SMS) | - |
テザリング | ⚪︎ |
trifa|世界中で使える!簡単設定のeSIMサービス
- 自由度の高いデータプラン
- 専用アプリでデータ残量が確認できる
- 日本企業ならではのサポート力に自信あり
trifa(トリファ)はデータプランの種類が多く、滞在日数や目的、スマホの使用頻度に合わせてデータプランを選ぶことができます。自分にぴったりのプランが見つかりやすく、ムダなくお得に使えることが大きなメリットです。日本企業によるサービスなので、困った時のサポート力の高さにも期待ができます。
trifaの料金一覧
1GB/3日間 | 670円 |
3GB/7日間 | 1660円 |
3GB/15日間 | 1980円 |
5GB/31日間 | 3270円 |
trifaの基本情報
会社名 | 株式会社トリファ(trifa Inc.) |
通信回線 | Chunghwa |
実名認証 | あり |
データ容量/日数 | 1GB・3GB・5GB/3・7・15・31・60日間 |
無制限プラン | ⚪︎ |
通話(SMS) | - |
テザリング | ⚪︎ |
klook|eSIMだけでなく旅行予約もできる
- 専用アプリ内で簡単に設定できる
- 無制限プランあり
- 韓国旅行のおすすめツアーなども予約可能
klookは海外旅行者向けの旅行予約サイトですが、サイト内でeSIMを購入することもできます。データ量は最低1GB〜無制限プランまで取り揃えており、現地の大手通信会社の回線を使っているため、通信速度はお墨付き。アプリ内で購入や設定が完了するなど、準備の手軽さもポイントのひとつです。
klookの料金一覧
1GB/日での日数別プラン料金です。また、サイト内はドルで掲載されているため、2025年4月5日のレートを参考に日本円に換算しています。
3日間 | 233円 |
5日間 | 388円 |
7日間 | 565円 |
10日間 | 807円 |
klookの基本情報
会社名 | Klook Travel Technology Limited |
通信回線 | Chunghwa |
実名認証 | 記載なし |
データ容量/日数 | 1GB・3GB・5GB・10GB・15GB・50GB/3〜7・10・15・30日 |
無制限プラン | ⚪︎ |
通話(SMS) | - |
テザリング | 記載なし |
グローカルeSIM|キャンペーンを使えば格安に!
- キャンペーンが多くお得に使える
- テザリングOKで同行者と一緒に使える
- アジア周遊プランなら近隣国での使用もOK
グローカルeSIMは、キャンペーン料金のお得さがとくに際立つeSIMサービスです。積極的に割引キャンペーンをおこなっているので、タイミングさえあればお得に購入できるはず!アジア周遊プランがあるため、台湾以外の近隣国の旅行も兼ねている人は回線の切り替えの手間がなくネットを楽しむことができますよ。
グローカルeSIMの料金一覧
6GB/10日間 | 2280円 |
5GB/30日間 | 2980円 |
グローカルeSIMの基本情報
会社名 | 株式会社グローカルネット |
通信回線 | 記載なし |
実名認証 | あり |
データ容量/日数 | 5GB・6GB・10GB/10・30日間 |
無制限プラン | - |
通話(SMS) | - |
テザリング | ⚪︎ |
【3日間】台湾旅行向けeSIMの料金比較
「おすすめのeSIMは分かったけど、安さで選ぶならどこがいいの?」と疑問に思った人向けに、台湾旅行で一般的とされる3日間でプラン料金を比較してみました。
ただし、ただ単に安さだけで選ぶことはやめましょう。「サポートは整っているか?」「繋がりやすさなどの評判は良いか?」といった視点でも吟味することで、通信トラブルを気にせずに旅行を楽しむことができますよ。
旅ともモバイル | JAPAN& GLOBAL eSIM |
trifa | klook | グローカルeSIM | |
---|---|---|---|---|---|
500MB | 400円 | 580円 | - | - | - |
1GB | 600円 | 850円 | 670円 | 161円 | - |
2GB | 900円 | 1330円 | - | - | - |
3GB | - | 1730円 | 1500円 | - | - |
無制限 | - | - | 2970円 | 673円 | - |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
台湾旅行でeSIMを使うメリット・デメリット
台湾旅行でネットを使う手段として、当サイトでおすすめしているeSIMですが、実際はどんなメリット・デメリットがあるのか気になりますよね。
そこで今回は、eSIMの良い点・注意点をしっかりと解説します。
eSIMのメリット
eSIMには、レンタルWi-Fiやローミングにはない手軽さがとくに大きなメリットです。旅行中のストレスを減らせるという魅力が詰まっています。
・比較的安価で荷物が少なく済む
・入国後すぐにネットが使える
機器の受け取りが不要
レンタルWi-Fiや物理SIMカードと違い、eSIMはネットで購入したデータをスマホにダウンロードするだけで使えます。
ただでさえ慌ただしい空港での時間、「空港で受け取る時間がない!」「SIMをなくしそう…」という心配がないのが嬉しいポイントです。
比較的安価で荷物が少なく済む
レンタルWi-Fiと比較するとeSIMの方が安価なケースが多く、とくにひとり旅や個人行動が多い人には最適です。
欠点として「家族と共用で使えない」といった点が挙げられますが、レンタルWi-Fiは常に一緒に行動をしないと通信が途絶えてしまうことから、旅行中に相手と別行動をする可能性があればeSIMの方がむしろ便利とも言えます。
また、荷物を減らせるという点もeSIMの大変便利なポイントです。とくに帰国時にその恩恵を実感できるはず!
入国後すぐにネットが使える
eSIMは事前に設定をしておけば、台湾に到着した瞬間からネットが使えます。
入国後はバスやタクシーの手配や地図の検索などネットをすぐに使いたいシーンが多いので、「すぐに使える」のはeSIMならではの強みですよ。
eSIMのデメリット
eSIMの便利な面ばかりが際立ちますが、どんな人にも100%完璧な選択肢というわけではなく、いくつかの注意点もあります。
・まれに通信が不安定になることも
・一度使うと返品ができないことが多い
eSIM対応スマホが必要
eSIMは全てのスマホで使えるわけではなく、eSIM対応機種のみ利用可能な点に注意しましょう。
とくに古いスマホだと対応していないことがあるので、事前に自分のスマホがeSIM対応か確認しておくことが大切です。
iPhoneの場合は「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」などの項目があれば対応しています。
もしも対応していない場合は、Wi-Fiをレンタルするか物理SIMカードを選ぶのが無難です。
まれに通信が不安定になることも
eSIMは現地キャリアの回線を利用するため、通信は比較的安定していますが、場所によっては電波が弱いことも。とくに山間部や地下の施設では、通信が不安定になるケースがあります。
そのような通信トラブルを防ぐために、日本にいるうちに下記のポイントを頭に入れておきましょう。
・Googleマップをオフライン保存しておく
・心配な人は現地の無料Wi-Fiスポットをチェックしておく
一度使うと返品ができないことが多い
eSIMはデータ商品なので、現地での通信が不安定だからといった理由で返品できないことがほとんど。現地に着いてからの設定はなるべく避け、eSIMの口コミを調べる際には同じ渡航先の人が投稿したものを参考にしましょう。
台湾旅行でeSIMを使うなら実名認証が必要
台湾でeSIMを使う際には、「実名認証(Real-name Registration)」が必要です。これは、2023年11月9日から台湾政府によって義務付けられている制度で、旅行者を含むすべてのeSIM利用者に本人確認を求めるものです。
この制度は、サイバー犯罪やテロ行為を未然に防ぐための施策として導入されました。匿名での通信ができなくなることで、悪用を防止し、安全な通信環境を保つことが目的とされています。
実名認証が必要なのはeSIMだけ?
一部では「台湾ではSIMカードの実名登録が不要になった」といった情報もありますが、これはプリペイドSIMカード(物理SIM)に限った緩和措置です。
2023年5月に台湾の国家通信放送委員会(NCC)は、観光客向けプリペイドSIMカードについては本人確認の手続きを免除しました。しかし、この緩和措置はeSIMには適用されていません。
そのため、台湾でeSIMを利用する旅行者は、今も引き続き実名認証が必要です。現地でのスムーズなネット利用のためにも、旅行前に認証手続きを済ませておくことをおすすめします。
eSIMの実名認証に必要なもの
台湾のeSIM実名認証には、以下のものが必要です。もしもすぐに用意できないものがあれば、渡航までに余裕をもって揃えておきましょう。
・インターネット環境
・有効な日本のパスポート
・購入したeSIMのICCID(識別番号)
これらが揃っていれば、認証自体はオンライン上で5〜10分ほどで完了します。
実名認証の流れ
実名認証の手続きを簡単に紹介します。
↓
メールアドレスや携帯番号を入力
↓
eSIMのICCID番号を入力
↓
パスポートの顔写真ページをアップロード
↓
プライバシーポリシーに同意
↓
登録内容を確認し、送信(SUBMIT)
送信後、登録した連絡先宛に認証完了のお知らせメールが届けば手続きは完了です。
注意点とアドバイス
・パスポートの写真は鮮明に撮る
eSIMのインストールが未完了の場合はエラーになる可能性があるので、eSIMをスマホにインストールした上でIDを間違いなく入力しましょう。
また、写真を撮るときは光の反射や影に注意し、文字がしっかり読み取れるように撮影しましょう。
実名認証が正しく行われないと、eSIMが使用できず現地で困ってしまうので、登録情報に誤りがないか、正しく処理されるように提出できたかを丁寧に確認することが大切です。
実名認証が面倒なときは
もし「実名登録はちょっと手間だな…」と思う人は、海外ローミングやレンタルWi-Fiを使う方法もあります。
しかし海外ローミングは予期せず高額になる可能性があること、レンタルWi-Fiは荷物の手間が増えてしまうデメリットを理解しておきましょう。
台湾でeSIMを使うときの流れ
台湾でeSIMを使う際には、下記のような流れで設定が必要になります。
台湾eSIMに関するよくある質問
台湾の空港でeSIMを買っても、その場ですぐ使えますか?
基本的には実名認証が完了していればすぐに使えます。
空港で販売されているeSIMでも、オンラインで購入したeSIMでも、事前に実名認証を済ませておくと、到着してすぐネットが使えて便利です。
実名認証は難しい?すぐにできる?
実名認証では、メールアドレスの登録・eSIMのICCID番号の入力・パスポートのアップロードなどを行います。スマホやパソコンがあれば、5分ほどで完了します!eSIMを販売している会社から認証ページのリンクが送られてくるので、案内に沿って進めれば大丈夫です。
まとめ
台湾旅行では、ネット環境をどう確保するかが旅の快適さを左右します。
その中でも、eSIMはスピーディーで手軽な選択肢としてとても人気!
ただし、台湾ではeSIM利用時に「実名認証」が必要という注意点もあります。旅行前にこの手続きを知っておくだけで、現地での不安をグッと減らせますよ。
また、日数や滞在スタイルによっておトクなeSIMプランも変わってくるので、ぜひ自分に合った1枚を選んでくださいね。
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